~春なのに…のこれまで~

2004年から始まり、今まで、いろんなユニットと一緒に「春」を迎えることができました~


2004年

『UNIT LIVE vol.12 ~春なのに…~』

日時:4月3日(土)~8日(木) 計4回公演

◆参加ユニット◆

 ・どどんぱ(滝浪倫邦、秋山かおる)

     「オーディション」、「晩秋」(ニール・サイモン戯曲「名医先生」より抜粋)

 ・Ricky’s Stone(リッキー)

     「哀愁のサンバ」、「Night School」

 ・やぶれ金魚(和、絢、春(spring brain monkey) )

     「畳の目」

◆詳細◆

役者、滝浪倫邦と、リッキーこと松下力がそれぞれソロユニットとして出演。滝浪はニール・サイモン戯曲(「名医 先生」より抜粋)で、初登場の女優と共演。リッキーは焼津でのみ行っていた一人小芝居を、ついに上演。そして、伽藍新人女優による新ユニットが始動。(公演時)

「春なのに…」1回目の公演は、 1ユニット10分のショートストーリーの公演を2回行った。


2005年

「春なのに…」~桜メイワク~

日時:3月13日(日)~20日(日)  計7回公演

製作:(C)「春なのに…」製作委員会

◆参加ユニット◆

・どどんぱ(滝浪倫邦、秋山かおる)

   「はるがすみ」(作・演出:御肉大好)

・やぶれ金魚(和、絢)

   「やぶれ金魚の宵桜(よいざくら)」(作・演出:平垣温人)

◆詳細◆

・どどんぱ「はるがすみ」

 仕事もひと段落したし、待ちに待ったデートの日。さて、準備、準備…って、おまえ何してんの?また俺のカップ麺食べて! あのなぁ~$★□▲▽※@☆〒・・・(公演時の、チラシより)

・やぶれ金魚「やぶれ金魚の宵桜(よいざくら)」

 しばらくご無沙汰しておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?花見の宴を用意させて頂きました。 行くも帰るもままならない女二人の密室が、皆様のご来場を心よりお待ちしております。(公演時の、チラシより)

 

 この年から「春なのに…」が所属劇団とは別の活動として行われた。公演時間が1ユニット30分となり、それぞれがオリジナル台本で参加。 異なるカラーのユニットと公演を行う「春なのに…」の原型が出来た年だった。


2006年

「春なのに…2006」~若葉のパッチワーク~

日時:4月9日(日)~16日(日) 計6回公演

◆参加ユニット◆

 ・どどんぱ(滝浪倫邦、秋山かおる、清水建志)

   「北壁の彼方に…」(作・演出:御肉大好)

 ・【土日のみ】Mum’s Party

      (おむちゃん、長谷川はづき、高山りく、えいろく)

   「鍋と乙女」

      (作:佐藤剛史 演出:佐藤剛史、Mum’s Party)

・【平日のみ】あまる

   「大道芸ボールショー&ショート寸劇」

 

◆詳細◆

 唄と芝居のコラボレーション「どどんぱ」は新作で上演。ママになっても芝居が忘れられない「Mum’s Party」は以前の劇団の作品を。 なにがなんだかヒミツに稼動中「+α」。春、芝居でココロが満たされる…(公演時、チラシより)

 

 「春なのに…」3回目の公演では、参加ユニットの募集を行った。育児で忙しかった主婦のユニット「Mum’sParty」が、過去の作品「鍋と乙女」で土日のみ参加。平日には「+α」として、大道芸人の「あまる」が大道芸ボールショーとショート寸劇を上演した。 また、「どどんぱ」は、芝居の中で唄う歌の作曲を知人に依頼し、オリジナルの歌で本番に臨んだ。


200

「春なのに…2007」~梅は咲いたか~

日時:3月11日(日)~17日(土) 計6回公演

 ◆参加ユニット◆

 ・どどんぱ(滝浪倫邦◇、秋山かおる◇、和★)

     (マークは ★:劇団伽藍博物堂 ◇:どどんぱ)

   「あの場所に…」(作・演出:御肉大好)

 ・【土日のみ】劇団Z・A

   (田中美穂・粥川あやか(Wキャスト)/下原行弘、

               八木恵、前田恵吾、木田博貴)

   「俺ハ、シンジツヅケタ…」(作・演出:木田博貴)

 ・【平日のみ】order made

         (紅林吉雄、紅林希依、木田博貴)

   「order diary」

◆詳細◆

 今回は、劇団Z・Aが参加!また、新たな1ページが始まろうとしている。そして、order madeとは。はたして、どんな芝居が繰り広げられるのか…  2007年春、芝居でこころが満たされる…(公演時、チラシより)

  この公演でも、参加ユニットの募集を行った。これまで接点のなかった「劇団Z・A」の参加によって、互いに全く年令、地域のお客様に、新たな色をお見せすることが出来た。 特に、「劇団Z・A」と「order made」という2つは、共通の出演がありながら、異なる空気を生み出し、この公演のある種の目玉となった。

また、「どどんぱ」は、和を迎えほのぼの感を増した。歌は、今回もオリジナルだった。


2008年

「春なのに…2008」~わりと春風っぽい~

日時:4月12日(土)~16日(水) 計5回公演

◆参加ユニット◆

 ・どどんぱ(滝浪倫邦、秋山かおる)

         「待ちぼうけ」(作・演出:御肉大好)

 ・【土日のみ】演劇ユニット“ヤムチャラ”

           (西澤光里、水谷智弘、古郡豪雄、澤崎典子)

         「電話DEオムニバス」(作・演出:西澤光里)

 ・【平日のみ】劇団渡辺 「春組」ユニット

           (石本敢大、太田夏子、山内俊治、山﨑馨)

         「むっちゃホリデー」(作・演出:渡辺亮史)

 ◆詳細◆

 今回は、演劇ユニット“ヤムチャラ”と劇団渡辺が参加!

県の東部から参加の“ヤムチャラ”とは、どんな集団なのか?そして、あの劇団渡辺が「春なのに…」で、どんな芝居を見せてくれるのか?

去年でもなく、来年でもなく、今年だけの「春なのに…2008」・・・・・・・・また、新たな1ページが刻まれる…。(公演時、チラシより)

 この公演では、静岡県東部の三島から「ヤムチャラ」、そして「劇団渡辺」が参加。

芝居の形は、いろいろとあり、そして、年齢層もいろいろだと感じた公演。本番まで、各ユニットの芝居を観てないので、どんなことをあの共通の空間でやるのかが、非常に楽しみな毎回。「ヤムチャラ」はオムニバスで、1本が10分程度の中にぎゅっと濃縮された感じ。「劇団渡辺」は以前のオリジナル戯曲を使い「ビッグカツ」まで飛び出した。「どどんぱ」は絵本仕立ての作品だった。劇団渡辺の公演が1回だけになってしまったのが、残念だった。


2009年

「春なのに…2009」~いつでも春眠~

 日時:4月11日(土)~18日(土) 計6回公演

◆参加ユニット◆

 ・気のままランド(見野文昭、あべさだお)

         「動かざる人」(作・演出:近江木の実)

  ・ちどりあし(あさみどり、まりおどり)

         「こちら、お通しです。」(作・演出:ちどりあし)

 ・ヤムチャラ(西澤光里、水谷智弘、岸林心)

         「Radio!」(作・演出:西澤光里、水谷智弘)

 ・どどんぱ(滝浪倫邦、秋山かおる)

         「水平線見えた」(作・演出:御肉大好)

 ・【飛び入り参加:平日】みかん遊演団

         「待合室」

 ◆詳細◆

 今回は、浜松から“気のままランド”、伽藍から派生“ちどりあし”が初参加! 三島からの“ヤムチャラ”も参加して、まさに県内東西のユニットが静岡で見られる公演となった。また、飛び入りで平日に“みかん遊演団”が参加。土日は、「3枚のおふだ」という企画が行われ、一公演ごとが、3ユニットの公演となった。

宮沢賢治をちょっと使ったような宇宙感ある「動かざる人」、コントのような軽快なオムニバス「こちら、お通しです」、ラジオにまつわるオムニバス「Radio!」、いつもの歌入り芝居「水平線見えた」、いろんな人が出入りする「待合室」、お客様からランダムで選んでいただいたショート台本(2人用)を、これまたお客様のおっしゃった設定で読む企画「3枚のおふだ」

各ユニットが、本当にいろんな色を見せてくれた公演でした。ただ、全体的に長くなってしまって、お客様にちょっと窮屈な思いをさせてしまったのではないかと感じた今回でした。

 


2010年

「春なのに…2010」~さくら色の夢時計~

 日時:4月10日(土)~17日(土) 計6回公演

◆参加ユニット◆

 ・DAVID(アルマンTAKA、レッサーYUU、リンリンW、

      ジャイアント真哉、他)

   「DAVID#1 First Interview」(作:アルマンTAKA、演出:DAVID)

 ・Ricky's Stone(松下力)

   「夜の秘密基地」(作・演出:松下力)

 ・気のままランド(見野文昭、あべさだお)

   「面会」(作・演出:近江木の実)

 ・三十路unぐる(中田亮、伊藤梨紗、鈴木ちさと)

   「ゴトーを待ちながら」(作・演出:近江木の実)

 ・みかん遊演団(あまる、HICKee、ミムラ)

    「花の名前」(作・演出:宮下秀美)

 ・えむてぃ。(滝浪倫邦、玉越めぐみ、玉越海光)

   「手をのばせば」(作・演出:御肉大好)

◆詳細◆

 今回は、いままでで一番多い6ユニットの参加!

浜松から“気のままランド”、“三十路unぐる”、藤枝から“DAVID”が参加。“みかん遊演団”、“Ricky's Stone”は、2度目の参加。“えむてぃ。”は、遠距離稽古の末の参加となった。

ちょっと変わった企画として、「面会」、「ゴトーを待ちながら」の2つの作品は、繋がっている感じになっていて、おもしろさ2倍だった。パンダメイクが最高だった「DAVID#1 First Interview」、一人芝居の広がる世界「夜の秘密基地」、ちょっとファンタジーな「花の名前」、平日は一人芝居になった「手をのばせば」。この会場が閉鎖されるということもあって、記念となるような公演だったように思う。

春といえば・・・「春なのに・・・」は、お客様が気楽に芝居に接することが出来るように、いろんな芝居が見られるように・・・との企画。こういった形でできるかどうかは不明だけれど、なにかしら、お客様にお届けできればさいわいです。


2011年

「春なのに…2011」~ほわんとめがでた~

 日時:3月20日(日)、21日(月・祝) 計4回公演

◆参加ユニット◆

 ・気のままランド(見野文昭、あべさだお)

   「ドラマ・ダイアリー~あべさだおはどこから来てどこへ行くのか~」

     (作・演出:近江木の実)

 ・ヤムチャラ(古郡豪雄、水谷智弘、原賀真美)

   「居酒屋トリップ」(作・演出:西澤光里)

 ・劇団[si:d](福井まりも、小川裕子、森君弘)

   「桜月 ~郷愁~」(作:璋一郎、演出:御手洗敏弘)

 ・よんでみるかい(興津ゆい、春日みかん、清見りんご、藤枝菊次郎、

          睦月比市、門半次郎、たーきー)

   「ほっと一息…」(作・演出:よんでみるかい)

◆詳細◆

 今回は、会場がかわり、開催もどうかと…そんな中、「3月11日」に「東日本大震災」があった年です。あまりにも被害が大きく、一週間後の「春なのに…」を開催して良いものかどうか…と悩みました。少しでも、被災された方々のお力になれればと、入場料の一部を「東日本大震災義援金」としておくらせていただきました。本当に、皆さま、ありがとうございました。

 あべさだおの笑顔がまぶしかった「ドラマ・ダイアリー」、狭い会場を有効に使いダンスもあった「居酒屋トリップ」、初参加、3連作の2本目という「桜月~郷愁~」、普段の朗読からちょっと小芝居をした「ほっと一息…」。会場が喫茶店「カフェピアノ」となり、そんなに広くないところでの公演というのも、面白いと思った。一部、お客様から見えにくくなってしまうところ(床面での芝居)があったのは、残念だった。次回への対応をしたい。また、アンケートの中に「こんな身近なところでこんなことやってるなんて…」と嬉しい声が聞こえた。

 


2012年

「春なのに…2012」~ふわとろのおかわり~

 日時:3月18日(日)、20日(火・祝) 計4回公演

◆参加ユニット◆

 ・気のままランド(見野文昭、あべさだお)

   「ドラマ・ダイアリー~あべさだおはどこから来てどこへ行くのか2~」

         (作・演出:近江木の実)

 ・宮ケ崎電機工業(HONEY DEEP、滝浪倫邦、落合友美(客演))

   「宮ケ崎電機工業フォークソングクラブ」(作・演出:宮ケ崎電機工業)

 ・演劇空間六畳一間(伊藤五月、遠藤菜々瀬、岡和寛)

   「密室オトナルカ」(作・演出:遠藤菜々瀬)

 ・よんでみるかい(mamo、春日みかん、清見りんご、睦月比市・・・)

   「長屋の花見」(落語「長屋の花見」より)

 ・オトナ青春団(高田美郷、滝浪倫邦、玉越めぐみ)

   「春色カノン」(作・演出:オトナ青春団)

◆詳細◆

 今回は、カフェピアノでの2回目の「春なのに…」。去年のお客様のリピーターがいらっしゃって、本当に嬉しいと感じた。お客様との実質的な距離が近く、人数もそんなに多くないために、普通では出来ないようなことをやってみました。一人一言、みんなで1文作るというのは、なかなか新鮮であり、お客様同士もな~んとなく親近感がわいて良かったように思う。(正解はないしね)

 またまた笑顔のあべさだお「ドラマ・ダイアリー2」、よんでみるかいから派生した「宮ケ崎電機工業フォークソングクラブ」、フレッシュトリオの不思議空間「密室オトナルカ」、落語を朗読「長屋の花見」、リコーダー演奏もあり「春色カノン」。今回は、とにかくお客様が入りきらない回があったのが印象的でもあり、嬉しくもあり、運営としての反省点でもあった。せっかく予約制もあるのだから、お客様に見やすい公演をしたいと思った。


2013年

「春なのに…2013」~まんまる花ふぶき~

 日時:3月23日(土)、24日(日) 計6回公演

◆参加ユニット◆

 ・朗読ラピス・かたせ優子

   「不幸が天から降ってくる」(作:かたせ優子・演出:長谷川哲夫)

 ・演劇ユニット すぷらうと

   (福井まりも、中野雄太、板倉ももこ、小川裕子、鷲野舞、御手洗敏弘)

   「突撃!凸凹堂本舗」

    (作:璋一郎、中野雄太、斎藤光・演出:御手洗敏弘)

 ・龍の会(あべよしみ、長谷川哲夫)

   「お富の貞操」(作:芥川龍之介)

 ・松浦友子

   「走れメロス」(作:太宰治)

 ・創るえんげき(利波友季子、海野朋代、片山るん、星出三貴)

   「おかえり」(作:片山るん・演出:創るえんげき)

 

 ・演劇集団浜松キッド(白柳弘幸、袴田光春)

   「はるこい」(作・演出:柳田拓人)

 ・劇団ビターエンド(片山るん、渡辺和斗)

   「占い師マスヨ」(作・演出:片山るん)

 ・気のままランド(見野文昭、あべさだお)

  「ドラマ・ダイアリー あべさだおはどこから来てどこへ行くのか3」(作・演出:近江木の実)

 ・E-400(小沢真樹)

   「タバコの害について」(作:アントン・チェーホフ・演出:田中徹)

 ・オトナ青春団(芥川香織、高田美郷、滝浪倫邦、玉越めぐみ)

   「見つけたよ」(作・演出:オトナ青春団)

 ・りんごとみかん(清見潟りんご、春日みかん)

   「りんごとみかんの木洩ればなし2」(作・演出:りんごとみかん)

 ・ヤムチャラ(おーたけ美紀、岸林心、古郡豪雄、水谷知弘、山本節子、+α)

   「居酒屋トリップ2013年」(作・演出:西澤光里)

 

◆詳細◆

 今回は、なんと12ユニットという大所帯になった。朗読もあり、なかなかの見応え・・・だったが、一日に3公演というスケジュールだったので、やる側としては、本当にバタバタした部分もあったように感じた。この次からは、もう少し減らして、余裕をもって公演したいな~と思った。そんな中、「はるうぃん(春なのに…運営委員会)」が立ち上がり、協力してできたのは、大きな収穫だった。(受付、撮影、その他もろもろ…)

 自作ものを楽しく読んだ「不幸が天から降ってくる」、ラジオ放送さながら携帯のメールを受信しそれを本番中に使った「突撃!凸凹堂本舗」、実力派朗読「お富の貞操」、元気いっぱいの「走れメロス」、80歳の役者も出演「おかえり」、男のハードボイルド「はるこい」、マンガ的なコミックさ「占い師マスヨ」、いつもの笑顔「あべさだお~」、名作一人芝居「タバコの害について」、2本のショートオムニバス「見つけたよ」、これは生なのか芝居なのか「りんごとみかん~」、今回もダンスあり「居酒屋トリップ2013年」。12のユニットとなると、連絡の取り方が難しいのもあった。そのため、いろんな部分に負担がかかったのは確かだ。細かいことだが、カフェ・ピアノの表側の窓を茶色(コーヒーっぽく)の布で覆い、昼間の光対策をしてみた。なかなか良かったように思う。(マスターありがと^^)


2014年

「春なのに…2014」~さくら"ちょい盛り"いただきます~

 日時:3月15日(土)、16日(日) 計4回公演

 

◆参加ユニット◆

 ・劇団「昇心ハートブレイク(井上桂一、大石カズユキ /スタッフ:長南汐美)

   「想い出のファクター」(作・演出:大石カズユキ)

 ・すぷらう亭ひこば

   「新作落語 きらりきらり」(作・演出:すぷらう亭ひこば)

 ・Mforyou(未月まゅ)

   「傘」(作・演出:杉山 敏)

 ・気のままランド(見野文昭、あべさだお、佐藤歌歩 /スタッフ:小沢真樹)

   「あべさだおはどこから来てどこへ行くのか・番外編」

                        (作・演出:近江木の実)

 ・もこ。(飯塚愛佳、粥川あやか)

   「桃」(作・演出:もこ。)

 

 ・よんでみるかい(石ちゃん、おけいさん、くまさん、大輔、たーきー、なっちゃん、まもさん、山さん)

   「再会」朗読ほか・・・(作:なっちゃん、大輔) <16日14時のみ>

 

 ・宮ヶ崎界隈(伊東千晶、落合友美、九嶋賢太郎、滝浪倫邦、富山直哉)

   「宮ヶ崎界隈」(作・演出:宮ヶ崎界隈)<16日18時のみ>

 

 ・きだっき(木田博貴、滝浪倫邦)

   「即興っぽい」(作・演出:・・・) <全公演>

 

◆詳細◆

 今回は、前回の反省もあり、ユニット数をしぼり…そのため、チラシにあるように4ユニットと+α(今回は、きだっき)が決まり、そこに、よんでみるかい、宮ヶ崎界隈と、強力助っ人ユニットのMforyouを向かえる公演となった。初参加のユニットもあり、バラエティに富んだものとなった。今回は、各公演のはじめにピアノ演奏と歌からはじまるということもやってみた。

場所的に、少人数の芝居が中心となるが、それでも、こんなにバリエーションに富んだ形となった。

 若い男の心を見せてくれた「想い出のファクター」、iPadとかを使いながら落語っぽくまとまった「きらりきらり」、雨の日の女心を妄想をまじえながらの「傘」、これがほんとうのあべさだおの見納め「あべさだおはどこから来てどこへ行くのか・番外編」、ファンタジックでありながら絶妙なコンビネーションの「桃」、よんでみるかいメンバーが書いた作品を読んだ「再会」、ちょっと大人の恋心「宮ヶ崎界隈」、お客様を交えながらの即興劇?「即興っぽい」。今回一番思ったのは、せっかくの少人数のお客様がいらっしゃるのだから、お客様と楽しめるのは面白いな・・・ということでした。今後は、また、考えますけど・・・。 


2015年

「春なのに…2015」~ほんのり春風味~

 日時:4月18日(土)、19日(日) 計4回公演

 

◆参加ユニット◆

 ・パンプキンズ<ダンス>(ギス、シャオ)

   「コーヒー」(作・演出:ギス、シャオ)

 ・すぷらう亭<落語>(御手洗敏弘)

   「刻ラーメン」(作・演出:御手洗敏弘)

 ・演劇集団 浜松キッド(内藤紗子、井口仁太、白柳弘幸、石原久美、桐生和人/スタッフ 音響:増田雄介、制作:袴田光春)

   「春は明ければ」(作:柳田拓人&演劇集団 浜松キッド 演出:小池高正)

 ・語りべたち クローバーの会<朗読>(平岡朱美、高野順也、小林慶子、ヒミツのアノ方)

   「あらしのよるに①、雪窓」(作:きむらゆういち、作:安房直子)

 ・ストレイシープ(見野文昭/スタッフ 音響:桜井定生)

   「アノネの日記①」(作・演出:近江木の実)

 ・演劇プロジェクト イーリアスの白木馬(Ame、朋美/スタッフ 音響:ena(劇団『昇心ハートブレイク』))

   「L-over-」(原案:朋美 脚本・演出:Ame)

 ・まりぽぽ(蒲公英さらだ、片山るん)

   「あるブラックボックスの話」(作:片山るん 演出:まりぽぽ)

 ・Mforyou(未月まゅ、こまり 、永野沙耶/スタッフ 音響:後藤晃宏)

   「コイン」(作・演出:杉山 敏)

 

◆詳細◆

 今回は、初めて、パンプキンズ<ダンス>の公演があった。本当に純粋に踊りだけだった。(コンテンポラリーダンス)

前回同様の落語あり、朗読あり。そして、静岡市以外のユニットが充実した回だった。

空間をうまく利用したダンス「コーヒー」、プレゼンのような落語の「刻ラーメン」、楽しい朗読をみせてくれた「あらしのよるに、雪窓」、しっとりと大人な芝居「春は明ければ」、奇妙な仲間のいる奇妙な話「アノネの日記①」、

女性のカッコよさが光った「L-over-」、あの空間にSFな世界が広がった「あるブラックボックスの話」、いろんなコインのいろんな過去、想い「コイン」。

ちょっとハプニングがあったりした今回であったが、あの空間をどう使うのか?というのが楽しめた(新発見もあり)公演だった。

 


2016年

「春なのに…2016」~ゆびさきの春色~

 日時:3月12日(土)、13日(日) 計4回公演

 

◆参加ユニット◆

 ・劇団静芸<朗読>(長谷川哲夫、小泉ひろ美)

   「審判」より・・二郎の手紙(作:武田泰淳 演出:中川正臣)

 ・よっちゃんプロデュース(佐野義光)

   「キラリズム(仮)」(作・演出:佐野義光)

 ・おーなみこなみ(滝浪倫邦、孤野トシノリ)

   「ゲドーを待ちながら」(作・演出:FOXWORKS)

 ・劇団Z・A(粥川あやか、飯塚愛佳、木田博貴/音響:富山直哉)

   偽作「ロミジュリ」(作・演出:木田博貴)

 ・おさんぽ団(おむちゃん、うる、こいちゃん、ずっきー)

   「オオカミさんのお腹の中」(作・演出:おさんぽ団)

 ・すぷらう亭(璋一郎)

   「あれもこれもこわい」(作・演出:璋一郎)

 ・ストレイシープ(見野文昭/メイク:鈴木育美)

   「アノネの日記 第3章」(作・演出:近江木の実)

 ・サイコジェニー(宮司冨美恵、小沢真樹/音響:桜井定生)

   「お見合い」(作:サイコジェニー 演出:小沢真樹)

 ・Mforyou(未月まゅ、こまり 、永海彩音、永野沙耶)

   「裁」(作・演出:杉山 敏)

 ・メビウス(森野和弥、原好平)

   「バスを待つ」(作・演出:片山るん)

 

◆詳細◆

 今回も、10ユニットとなり、にぎやかだった。毎回思うことだが、どこまでを「芝居」というくくりにできるのか?

意外にも、考えてるより広く捉えても良いのかもしれない。そんなことを考える回だった。

熟練の技が光った「二郎の手紙」、折れない心を魅せてくれた「キラリズム(仮)」、異色のコンビネーション「ゲドーを待ちながら」、鋭さとパワーの「偽作「ロミジュリ」」、お母さんもやります「オオカミさんのお腹の中」、現代っぽい作風の落語?「あれもこれもこわい」、ついに最終章?続きものだった?「アノネの日記 第3章」、異次元に放り込まれたような感覚の「お見合い」、女性のこわさがよ~くわかった「裁」、ふとした行き違いの連続「バスを待つ」。

小さな会場ならではの、お客様との「一体感」が、ますます強くなったような感じの回で、楽しかった。


2017年

「春なのに…2017」~にっこり五目春巻き~

 日時:3月18日(土)、19日(日)、20日(月・祝) 計6回公演

 

◆参加ユニット◆

 ・よんでみるかい<朗読>(mamo、けんぴ、くま、たつや、片山るん、滝浪倫邦)

   「カンタと三人の家庭教師」(作・演出:よんでメンバー)

 ・おひとりさま図鑑<朗読>(形而マサ子)

   「人魚姫、或いは、哲学」(作:アンデルセン/三島由紀夫)

 ・桐島 聡<講談>

   「八百屋お七」

 ・+α(蒲公英サラダ、池ヶ谷佑香、滝浪倫邦)

   「名医先生より」(作:ニール・サイモン 演出:+α)

 ・ぷれいやー<歌と詩>(菊田吉尚、遠藤武、柴田和子、鳥之海妙子)

   「ぷれいやー音楽と朗読の午後」(/スタッフ:柴田良一)

 ・すぷらう亭<落語>(すぷらう亭)

   「きらりきらり」(作・演出:すぷらう亭)

 ・FOXWORKS(狐野トシノリ、伊藤リサ、櫻井絢)

   「偶然屋」(作:狐野トシノリ 演出:FOXWORKS)

 ・ストレイシープ(見野文昭/音響:伊藤梨沙)

   「アノネの日記 第4章(完結編)」(作・演出:近江木の実)

 ・Kyouka(飯塚愛佳、木戸今日子)

   「トリ留まらぬ、そんな一時」(作:木田博貴 演出:Kyouka)

 ・演劇ユニット十~Jyuh~(滝光洋、泰井良、鳥之海妙子)

   「泥の底の奥の奥 versionS」(作・演出:滝光洋)

 ・れんげとこまり(春野れんげ、こまり)

   「化粧室」(作:狐野トシノリ 潤色:中田こまり)

 ・よっちゃんプロデュース(佐野義光)

   「しゅうてん」(作・演出:佐野☆義光)

 ・Mforyou(未月まゅ、永海彩音)

   「赤ずきんちゃんとオオカミ 2017」(作・演出:杉山 敏)

 

◆詳細◆

 今回は、13ユニット! もう2日間では組むことが出来ず、3日間の公演となった。その分、いろんなものが揃った感じだった。イラストがmamoさんに描いてもらい、綺麗なチラシとなった。

普通の人の奇妙な感じ「カンタと三人の家庭教師」、怪しい魅力でせまった「人魚姫、或いは、哲学」、生の講談を魅せてくれた「八百屋お七」、アメリカ喜劇の歌入りしばい「名医先生より」、篠笛とピアノのコラボ「ぷれいやー音楽と朗読の午後」、ちょっと怖いサスペンス「偶然屋」、これが本当の終わり(でも復活しそうな)「アノネの日記 第4章(完結編)」、2人女性のちょっとしたお話「トリ留まらぬ、そんな一時」、なんと暗転の中での芝居?朗読?「泥の底の奥の奥 versionS」、流れる時間と人生を感じさせてくれた「化粧室」、2部構成になっていた(笑)「しゅうてん」、ちょっとコスプレっぽい感じもあった「赤ずきんちゃんとオオカミ 2017」。

やはり、ちょっと多い感じもした。特に朗読関係が多くなてしまった。また、「芝居で」ということに重点を置きつつ続けていきたいと思った回だった。


2018年

「春なのに…2018」~天下御免のォ桜もち~

 日時:3月17日(土)、18日(日) 計4回公演

 

◆参加ユニット◆

 ・Team雅(早川潤子(司会)、やまなし雅)

   「厭離穢土欣求浄土」(作・演出:やまなし雅)

 ・ロウドクシャ(小泉直己、渡辺由起子(エレクトーン奏者)) 

   「箱の中」(作:折口真喜子)

 ・春日みかん

   「夢の中から~こんな夢を見ちゃった~」(作:なごみ咲)

 ・よっちゃんプロデュース(佐野☆義光)

   「MのようでR」(作・演出:佐野義光)

 ・Mforyou(未月まゅ、こまり、永海彩音、栗嶋クリーマ)

   「コイン」(作・演出:杉山敏)

 ・セブンシー(七海ともこ、竹本教子、梅原南美、中村彩、小林まさ子)

   「うふふふふ!恋が始まる。」(演出:七海ともこ)

 ・カンタンノユメ(又倉 完、蒲公英さらだ)

   「オーディション」(作:ニール・サイモン/おてつだい:都築はじめ)

 ・おひとりさま図鑑(形而マサ子)

   「どこへ どこかへ」

 ・桐島 聡(桐島 聡(らせん劇場))

   「茶碗屋敷の由来」

 ・劇団25番宿(野中元之、岩堀育夫)

   「お気楽タクシーの業務日報」(作:よしりん、演出:岩堀育夫/スタッフ:塚本紗代、松浦麻絵)

 ・劇団静芸 Next generation(高橋実桜、山田奈旺)

   「春を待っていた秋の話」(作:大塚雛乃、演出:中川正臣)

 

◆詳細◆

 またまた、11ユニットも参加しての公演! 今回は、特に“芝居”以外のものが目立った回だった。演舞、歌とダンスなど…「演劇」というジャンルがどこまで幅広いのか? やはり、最後は、個人の好みの問題だろうな…とも感じた。

語りと舞で家康を紐解く「厭離穢土欣求浄土」、ちょっとサスペンスなビックリ箱「箱の中」、夢の中は無限にひろがっていく「夢の中から~こんな夢を見ちゃった~」、いつもの喋りとちょっとしたネタ「MのようでR」、ちっちゃなコインにもおっきな物語がある「コイン」、大人の艶が会場いっぱいに広がった「うふふふふ!恋が始まる。」、昨年に引き続いて?のアメリカ喜劇「オーディション」、静かに語りで魅せてくれた「どこへ どこかへ」、こんな運転手のタクシーに乗ってみたい「お気楽タクシーの業務日報」、老舗劇団の新風を肌で感じた「春を待っていた秋の話」。

演じる側も、見る側も、特に年齢層も幅広かったように思う。<これじゃなきゃダメ>というものなんて、どこにもない訳で、「やってみようかな~?」のちょっとしたキッカケになるような、小さな公演もあってもいい…^^


2019年

「春なのに…2019」~春風おどる十色の花~

 日時:3月16日(土)、17日(日) 計4回公演

 

◆参加ユニット◆

 ・すぷらう亭

   「落語 蜘蛛の糸」(作・演出:すぷらう亭)

 ・よっちゃんプロデュース <佐野☆義光、ハヤシ=スミノフ22世>

   「ハヤシさんの職務質問」(作・演出:佐野義光)

 ・ゆうき<ゆうき>

   「ユウキツアーズ」(作・演出:ゆうき)

 ・ヤムチャラ<滝浪倫邦、古郡豪雄、中田こまり、脇六郎、西澤光里>

   「タクシー」(作・演出:西澤光里)

 ・木の実プロデュース<蒲公英さらだ(らせん劇場)、原好平(劇団MUSES)、見野文昭>

   「A SUSPECT」(作・演出:近江木の実)

 ・しすたーず<春日みかん、石垣いちご、清見りんご、くまさん(特別出演)>

   「姉妹協奏曲」(作:石戸浩太朗)

 ・劇団静芸NEXT<高橋実桜、坪見 楓、山田奈旺、浦田紗季>

   「ショート演劇―学校―」(作:劇団静芸研究生/演出:中川正臣)

 ・オトナ青春団<玉越めぐみ、滝浪倫邦>

   「3と3と3」(作:御肉大好/演出:オトナ青春団)

 

◆詳細◆

 今回は8ユニットと、丁度良い感じの公演。芝居も、一人のものから人数のものと、バリエーションに富んでいて良かった。見てるお客様は、どう感じたのだろう?(ひとりひとりの心の中にしか、答えはないので・・・)

エンターテイメント性の高いタブレットを使いながらの「落語 蜘蛛の糸」、いつものコンビネーションでネタを披露「ハヤシさんの職務質問」、実体験がもとになっているひとり芝居「ユウキツアーズ」、いろんな人が乗車するちょっとファンタジックな「タクシー」、不思議でちょっと怖かった「A SUSPECT」、生き生きしたお姉さま達の「姉妹協奏曲」、学校の風景をコメディタッチに描いた「ショート演劇―学校―」、割り切る大人の本当のところ「3と3と3」。

芝居は、演じる側だけでは出来ないものだと、改めて感じた回だった。だからこそ、今、芝居があるのだろうとも。。。身近だからこそ、「肌が教えてくれる」のだろう。あと、チラシのデザインが「mamoさん」だったのは、非常に良かった。


2020年

「春なのに…2020」~透明な春風ストーリー~

 日時:3月20日(金・祝)、21日(土)、22日(日) 中止

 

◆中止◆

2019年から信じられないようなことが起き始めた。

新型コロナ感染拡大

予定されていたオリンピックも今年は延期となり、みんなの生活も変わらざるを得ない状況になった。いろんな公演が中止となる中、「春なのに…」も延期を考えたが…中止とさせていただいた。この状況は、いつまで続くのか…と心配にもなる。

オリンピックもそうであるが、無理ない環境で続けていきたいと思った。


2021年

「春なのに…20.21」~透明な春風ストーリー~

 日時:3月20日(土・祝)、21日(日) 計4回公演

 

◆参加ユニット◆

 ・ロウドクシャ

   「クンネズミ」(なおのすけ、ゆきのじょう、クロリン)

 ・劇団TENET 

   「肉の旨味たっぷり!ミートソースパスタ」(葉月夏乃生、NenashigusA、おもち)

 ・創作処 愛染屋

   「探しモノ」(愛楽、一心、凛)

 ・よみさと

   「R60」(あべよしみ、石戸美津江、松永智子)

 ・劇団静芸

   「卒業」(中川正臣、小泉ひろ美、山田奈旺、中村明里、岡村姫華、葉月夏乃生)

 ・よんでみるかい

   「ダージリン・ティ」(はっちゃん、たーきー、みーさん、大和、わっしー、勝見友哉)

 ・[si:d]

   「落語 時そばとは」(御手洗敏弘、福井まりも、中野雄太、田崎悠太、須田佳乃、小川裕子、板倉ももこ)

 ・劇団からっかぜ

   「バッターボックス」(大西昌治、西村心路、古木大介、鈴木千笑、布施祐一郎、小野田紗千、高橋佑治、菊池京子、栗田悠生、鈴木夢唯、坂田真生、林美佳、他屋雄一)

・よっちゃんプロデュース

   「ハヤシさんto☆」(佐野☆義光&ハヤシ=スミノフ22世)

・Mforyou

   「コイン」(永海彩音、甲斐源治、中田こまり、横内春佳、杉山敏)

・演劇集団 浜松キッド

   「3分芝居」(久保翔平、白柳弘幸、石原久美、増田雄介、石牧孟、安藤紗子、袴田光春)

・Japan Flat Pictures

   「はじまりの日」(長澤哲臣、松下リッキー、粥川あやか(劇団Z・A)、井柳裕道、宮本健助、鈴木宏彰)

 

◆詳細◆

 コロナ環境は、まだまだ続きそうだ。なんと、オリンピックは今年「2020」という名称で行われた。そんな中、お客様に安心して観てもらえるには…と考え、「YouTubeライブ配信公演」というものを行うことになった。何しろみんな(運営側、各ユニット、お客様)初めてのことなので…名称は、昨年のことも含めての「春なのに…20.21」というものにした。

袋朗読という新たなジャンル?「クンネズミ」、ちょっとホラーな影絵「肉の旨味たっぷり!ミートソースパスタ」、こちらもちょっと怖いショート作品「探しモノ」、ZOOMでのお姉さま方「R60」、女子高生の胸キュン「卒業」、離れていても残ってる「ダージリン・ティ」、ZOOMをうまく活用した「落語 時そばとは」、芝居を動画で編集、空気を感じた「バッターボックス」、YouTuber的な作り「ハヤシさんto☆」、いろんなコインのいろんな想い「コイン」、ラジオ収録スタジオの生な風景「3分芝居」、一歩ってこういう時に踏み出せる「はじまりの日」。

本当に初めてのことばかりだったが、お客様に御見せすることが出来て良かった~。これは、本当に各ユニットと運営スタッフの頑張りの結果だったと思う。が、問題も多く残った。・芝居と動画の空気感の違い。・投げ銭のやり方。・紙チラシの作成。・ネット回線の向上・・・。今後、この環境がどこまで続いてしまうのかは不明だが、いろんな方法を模索していかなければならないと切に感じた。でも、どんな状況でも、環境でも、芝居はみんなの身近にあるものだということが、リアルに感じることも出来たような気がする。


2022年

「春なのに…2022」~ゆびさきにぽわっと陽だまり~

 日時:3月19日(土)、20日(日) 計4回公演

 

◆参加ユニット◆

 ・Japan Flat Pictures

   「お湯を注いで…」「相続」

 ・創作処 愛染屋 

   「提出日」

 ・ロウドクシャ

   「どんぐりとヤマネコ」

 ・劇団静芸

   「宮沢賢治の世界」~永久の未完成これ完成である~

 ・オトナ青春団

   「ジェノベーゼのバジル」

 ・畑山みのり

   「証明写真」「祈り」

 ・Mforyou

   「AIの逆襲」

・よっちゃんプロデュース

   「ハヤシさんto☆<斬>」

・[si:d]

   「後藤ミート」

・演劇集団 浜松キッド

   「オサムライダー」

 

◆詳細◆

 コロナの影響で今年も配信公演となった。こういう時代なのか、何なのか、「無機質」なものが多くなったような感じがした。○流石、映像の集団JFP。時間経過が楽しい「お湯を注いで」・怖い「相続」。○あ~あるあるという感じの愛染屋「提出日」。○またまた袋朗読のロウドクシャ「どんぐりとヤマネコ」。○いろんな見せ方で楽しかった劇団静芸「宮沢賢治の世界」。○たい焼きに一匹焼きとかあるって知ったオトナ青春団「ジェノベーゼのバジル」。全て一人で作った意欲作の畑山みのり「証明写真」「祈り」。○可愛いAIが出て来たMforyou「AIの逆襲」。○YouTuber並みのネタのよっちゃんプロデュース「ハヤシさんto☆<斬>」。○ロケしてドラマみたいな[si:d]「後藤ミート」。○手作り感が嬉しい演劇集団浜松キッド「オサムライダー」

2回目で慣れたが、画像の調整とかうまくいかず(顔が赤くなってた)、迷惑をかけた部分もあった。今回は、Twitterとの連携が面白かった。問題としては相変わらず・芝居と動画の空気感の違い。・投げ銭のやり方。・紙チラシの作成。などが残った。このコロナで、やはり「空気を感じる」ということが、どれだけ人に大切なものかを感じた配信公演だった。